90 ライト T 銀影競技スペシャル ダイワ(Daiwa) 【お買い物マラソン】-その他





仕様表


全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径
(mm)
元径
(mm)
錘負荷
(号)
適合
水中糸
メタル
適合
水中糸
ナイロン
カーボン
含有率
(%)
9.0081432071.6
(1.6)
23.4
(26.6)
0~40.02~0.20.125~0.699

207gの軽量自重ながらTならではのリニアなオトリ操作に速攻抜きを可能にするパワーとスピードを備えたスペシャルTのライトチューニングバージョン。

「隠れた引きの銘竿」
スペシャルFが山本高義の手により、一切の妥協がない泳がせ専用機種となった今、20年以上ロッド開発に携わるダイワの増山邦夫にはひとつの考えが固まりつつあった。管理泳がせをテーマに製作された前作スペシャルF、これを新たな形で生かせないものだろうか、と。

画像長良川のマスターズ全国決勝大会で、優勝経験のある名手が前作スペシャルFを駆使して引き釣りで競う場面に遭遇した。さっそく増山も試してみた。驚いた事に、軽くて、想像以上に引きやすい。気持ちよく数を伸ばしてくれるロッドなのだ。「もともと僕はT調子が大好きでなんですけど、前作Fは管理泳がせの竿なのでそんな釣り方はしなかったのですが・・・正直、一番好きな竿になりました。前作スペシャルFはVコブシのせいか、鮎のサイズが小さくても浮かさずに引けるんです。」本人曰く、「個人的な好みを開発者のエゴとしてスタートさせた」というが、コアなファンに支持されていたTのマニュアル感、ジャジャ馬感を抑え、もっと軽く、スムーズな引き感を備えたロッドの潜在的な需要はあったのだ。こうして密かに進行したプロジェクトは前作Fをベースにプロトを製作するところから始まった。

●いわば軽快になったスペシャルT。だが、それだけではない。注入されたのは前作Fのエッセンス。

【引き感とフレの両立】

増山:最初のプロトは前作Fベースだったけど、どうでした?
森岡:長良川で試してみたけど、どうしても張りが強すぎて、瀬で引いたときにイヤイヤ感が出た。だから、しなやかな方へと調子を設定していったんですよ。
増山:同じ先調子でもTよりFの方が#1、#2は軟らかいですが、胴の張りがありますからね。
森岡:先がグッと入って胴がシャンとしてるから、流れがきつかったりオトリが大きすぎると、どうしても止められない。
増山:前作Fを引き釣りで使うと、流れの強さやオトリの大きさに対する許容範囲が狭いという問題があったわけですね。私が特に好んでこのFを使ったのは、琵琶湖に流れ込む河川で、サイズが15~17cmと小さかったため、問題が出なかったんですね。
森岡:そうだろうね。長良のようなところでも、17~18cmのオトリを石裏に入れてフラフラさせるならいいんだけど、そこから引き上げるとか、流れの走っているところで止める、となると難しくなる。
増山:それでは、Tの良さが半減してしまいますよね。

森岡:目指したのは、特定の人だけじゃなく誰もがほしかった「軽いスペシャルT」。圧倒的な引きの軽さ、スムーズさは維持したい。でもほかの竿とのバランスを取るのが難しくて、Tと、前作Fとを使い比べながら、16~18cmのオトリをベースに、流れやオトリサイズの許容範囲が広くなるように今回のTライトは仕上げました。瀬でも止められるし、泳がせもできる。Tに比べれば多少はフレが出るんやけど、初期や低水温、魚が出来上がってないときはむしろそのくらいがいい。

【軽さに反するパワー】

増山:そういう意味では単なる「Tのライトバージョン」ではなくて、やはり「Fのエッセンスを注ぎ込んだT」ですね。オトリはノーマルTより横に動くんだろうけど、それはAともタイプSとも違いますね。
森岡:その加減がいちばん難しかったね。
増山:強過ぎると、小さなオトリでは浮いてしまうし、軟らかすぎるとオトリが大きくフラついてしまいますからね。
森岡:ライトといってもTの感度、速攻性、パワーは残しておきたいというのがあったから。17cm前後の鮎を引き倒し、速攻で抜けるようになっているから、回転力が違う。それと作り込んでいって驚いたのは、23、24cmくらいでも全然いけちゃう。ホント、Tの出番がほとんどなくなってしまうことが心配。それくらい軽いのに、安心感とパワーがある。

●感性領域設計システム『ESS』
●Z・SVFカーボン
●X45(=Xトルク)
●スペシャルV-ジョイント
●V-ジョイント(#1~3)
●Vコブシ設計
●スーパーリング構造
●エアグロスフィニッシュ(#4~元竿)
●ゼロコーティング(#1~#3)
●特殊撥水処理
●セーフティーフックタイプメタカラマン
●新触感グリップ
●節落ち・くいつき防止合わせ
●固着防止リング
●銘板付下栓
●元竿口金処理
●ニット竿袋

●専用設計の別売り替穂先:
トーナメントトップ(細径チューブラー穂先 先径1.4mm)
SMT(スーパーメタルトップ 先径0.85mm)

※先径の( )内は、竿先から最も近く、部品・糸巻きのついていない外径です。
※元径の( )内は、竿尻から最も近く、部品・糸巻きのついていない外径です。。